デイサービスでは、
高齢の利用者さんが多く、
感染対策はとても重要な役割のひとつです。
一方で、
病院ほど厳重な隔離や設備がない中で、
日常生活に寄り添いながら対応する難しさもあります。
今回は、デイ看護師として日々意識している感染対策と、
実際の対応についてまとめます。
デイサービスにおける感染対策の基本
デイサービスは、
- 多くの利用者さんが集団で過ごす
- 送迎・入浴・食事・トイレ・レクリエーションなど接触場面が多い
という特徴があります。
そのため、
「持ち込まない」「広げない」ことが基本になります。
日常的に行っている感染対策
体調確認・健康観察
利用者さんが来所されたら、
- 体温測定
- 体調の聞き取り
- 表情や動きの確認
を行います。
数値だけでなく、
- いつもより元気がない
- 咳が増えている
- 食欲がなさそう
といった小さな変化を見逃さないよう意識しています。
手指衛生の徹底
感染対策の基本は、
やはり手指衛生です。
- 利用者さんの来所時
- トイレ後
- 食事前
- 入浴前後
- レクリエーション前後
必要な場面で、
声かけや介助を行います。
職員同士も、
「つい忘れがち」にならないよう、
お互いに意識することが大切だと感じています。
環境整備・消毒
デイサービスでは、
- 手すり
- テーブル
- 椅子
- ドアノブ
- 送迎車
- トイレ
など、触れる機会の多い場所を中心に消毒を行います。
看護師だけでなく、
介護職員さんと役割分担しながら進めることが多いです。
発熱や体調不良があった場合の対応
利用中に体調変化があったとき
利用中に、
- 発熱
- 咳・倦怠感
- 明らかな体調不良
が見られた場合は、
- 無理をさせない
- 別室で休んでもらう
- 早めに帰宅を検討する
といった対応を取ります。
「今日は休んだ方がいい」という判断も、
デイ看護師の大切な役割です。
家族・管理者への報告
体調変化があった場合は、
- 管理者
- 家族
へ速やかに情報共有を行います。
- 受診の目安
- 次回利用の可否
についても、
無理のない範囲で伝えるようにしています。
感染が疑われる場合の考え方
感染症が疑われる場合、
- すぐに断定しない
- 必要以上に不安を煽らない
ことも大切だと感じています。
一方で、
- 集団感染を防ぐ
- 他の利用者さんを守る
という視点も欠かせません。
慎重すぎるくらいでちょうどいい
と感じる場面も多いです。
デイ看護師として感じる難しさ
デイサービスの感染対策は、
- 病院ほど厳密にはできない
- 利用者さんの生活を制限しすぎない
というバランスが難しいと感じます。
「感染対策」と「生活の質」の間で、
どこまで対応するかを考えることも、
デイ看護師の役割だと思っています。
まとめ
デイ看護師の感染対策は、
- 特別なことをするより
- 日常の小さな積み重ね
がとても大切だと感じています。
- 体調の変化に気づく
- 無理をさせない
- 早めに対応する
それが、
利用者さんと職員、
双方を守ることにつながると思います。
この内容が、
デイサービスで働く看護師さんの
参考になれば嬉しいです。

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