この記事では、
デイサービス看護師として働く中で
悩みやすいポイントと、実際に私がどう判断してきたかを書いています。
デイサービスで働いていると、
「これ、どう判断すればいいんだろう…」
と立ち止まる場面が少なくありません。
病院のように医師が常にいるわけでもなく、
検査や処置ができる環境でもない中で、
看護師の判断が大きく影響する場面があります。
今回は、
デイサービス看護師が特に迷いやすい判断を、
私の実体験をもとにまとめます。
「今日は利用しても大丈夫?」の判断
利用中止を判断する基準
施設によりますが、
デイサービスにはバイタルサインの判断基準値があります。
体温 37度以上
血圧 160/100 以上 100/50以下
脈拍 100以上 60以下
しかしバイタルサインは問題なく
体調が思わしくない時こそ、
判断に迷いが生じます。
- 朝から少し元気がない
- 体温は平熱だが、いつもと様子が違う
- 「なんとなくしんどい」と訴えがある
数値だけを見ると問題がなくても、
違和感が残る場面は毎回とても悩みます。
私が意識していること
- 無理をさせない
- その日の活動量を下げる
- 必要なら早めに帰宅を検討する
「来てしまったから最後まで」ではなく、
今日はどう過ごすのが安全かを考えるようにしています。
入浴の可否判断
体調が思わしくない時、
デイサービスで特に迷いやすいのが
入浴しても大丈夫かどうかの判断です。
迷いやすい理由
- 本人は「入りたい」と言う
- バイタルサインはギリギリ問題ない
- 入浴が楽しみな利用者さんも多い
私の判断ポイント
- いつもと違いがある時は、無理しない
- 通常バイタルサインとの比較
「入れてよかった」より
「入れなくてよかった」判断も正解
だと思うようになりました。
必要に応じて
シャワー対応や清拭対応とすることで、
リスクを軽減しています。
受診を勧めるかどうか
- 少しの発熱
- 倦怠感
- 食欲低下:普段より半分以下の食事量
こうした症状は、
すぐ受診すべきか迷いやすいポイントです。
私が意識していること
- 今日だけの症状か
- 数日続いていないか
- 家族が対応できるか
「今すぐ診てもらうべきか」だけでなく、
受診の目安を伝えることも大切だと感じています。
早めに帰宅してもらう判断
- 利用中に疲れが強くなってきた
- 表情が乏しくなってきた
- 眠気やふらつきがある
このようなとき、
最後まで利用してもらうか、帰宅してもらうか
悩むことがあります。
今はこう判断しています
- 無事に帰ってもらうことが最優先
- 「何も起きなかった1日」が一番
早めの帰宅は、
失敗ではなく安全な選択だと思っています。
救急要請をするかどうか
頻繁ではありませんが、
最も緊張する判断のひとつです。
迷いやすい理由
- 大げさにならないか
- 本当に必要か
- 家族はどう思うか
私が意識していること
- 迷ったら相談する
- 一人で決めない
- 「もし悪化したら」を基準に考える
呼ばなかった後悔より、呼んでよかった判断
を大切にしています。
迷う時は、慎重な方を選ぶのが
後悔しない選択だと感じています。
体調不良時の判断をしている中では、
急変を疑い、早急な対応が必要になる場面もあります。
デイサービスでの急変時対応について、
病院勤務とは異なる判断ポイントをこちらでまとめています。
▶︎デイサービスでの急変時対応について記事はこちら
他職種の意見と自分の判断が違うとき
- 介護職は「大丈夫そう」と言う
- 自分は「少し心配」と感じる
こうした場面も、
デイサービス看護師が悩みやすいポイントです。
私が意識していること
- なぜそう感じたかを言葉にする
- 不安な理由を共有する
最終的に判断するのは看護師でも、
チームで考える姿勢を大切にしています。
迷うのは「真剣に向き合っている証拠」
デイサービス看護師の判断は、
白か黒か、はっきりしないことが多いです。
そのため、グレーの部分を受け入れることも大事だと感じています。
迷うことは、
- 経験不足
- 向いていない
ということではなく、
利用者さんと真剣に向き合っている証拠
だと思っています。
まとめ
デイサービス看護師が迷いやすい判断は、
- 数値では判断しきれない場面
- 生活と安全のバランス
- 「大丈夫そう」に見えるグレーゾーン
に多くあります。
だからこそ、
- 無理をしない、させない
- 早めにつなぐ
- 一人で抱え込まない
- 迷ったときは慎重な方を選ぶ
この考え方が、
判断の支えになると感じています。
そして、体調不良時の判断では
本人の状態だけでなく、
周囲への感染リスクも重要な視点になります。
デイサービスで日常的に意識している感染対策と対応については、こちらでまとめています。
▶︎デイサービス看護師の感染対策と対応
この文章が、
デイサービス看護師を検討している方や
興味を抱いている方の不安な気持ちを、
少しでも軽くできたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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