この記事では、
現役デイサービス看護師牡丹が、
体調不良が続く利用者さんへの
関わり方について、私が実践している、
看護師として大切にしている考え方
を書きました。
デイサービスで働いていると、
はっきりした急変ではないけれど、
体調不良が続いている利用者さんに出会うことがあります。
- 毎回どこか調子が悪そう
- 利用のたびに「今日はしんどい」と言われる
- 数値は大きく変わらないけれど、元気が戻らない
こうしたケースは、
判断も対応もとても悩みやすいものです。
今回、
デイサービス看護師さんや、興味のある方、
現在検討している方が少しでも役立つように
まとめました。
「いつもと違う」が続くときの難しさ
体調不良が1日だけなら、
比較的判断しやすいこともあります。
でも、
- 少しずつ元気がない状態が続く
- 良くなったり悪くなったりを繰り返す
そんなときは、
「様子を見る」の判断が長引きやすくなると感じます。
数値より「経過」を見る
体調不良が続く場合、
- その日のバイタル
- その場の状態
だけで判断するのは難しいことが多いです。
そこで意識しているのは、
- 前回利用時との違い
- 1週間、2週間の変化
- 体重の変化
- 食事量の変化
点ではなく、線で見る視点です。
本人の訴えを軽く扱わない
「歳のせいだから」
「いつものことだから」
そう言われがちな利用者さんでも、
本人の訴えは大切な情報だと考えています。
- 表現は曖昧でも
- いつもと違う言葉
「しんどい」「だるい」という言葉の背景に、
何があるのかを考えるようにしています。
無理をさせない関わりを続ける
体調不良が続く利用者さんに対しては、
- 活動量を下げる
- 入浴を見合わせる
- 途中で休む時間を増やす
といった、
無理をさせない関わりを継続することを
大切にしています。
「今日は大丈夫そう」でも、
無理を重ねないことが重要だと感じています。
「利用を休む」選択肢も含めて考える
デイサービスは、
「必ず来なければいけない場所」
ではありません。
体調不良が続く場合、
- 一時的に利用を休む
- 利用回数を調整する
といった選択もあリます。
体調考慮のため、
家族・ケアマネさんと相談し、
情報を共有していくことが、
利用者さんのためだと思っています。
家族・関係者との情報共有を丁寧に
体調不良が続く場合は、
家族との情報共有がとても重要です。
- デイサービスでの様子
- 変化の経過
- 無理をさせていないこと
を丁寧に伝えることで、
安心感につながることも多いです。
必要に応じて、
- 受診の検討
- 主治医への相談
につなぐことも意識しています。
「はっきりしない状態」に耐える
体調不良が続くケースでは、病院に受診しても
- 原因が分からない
- はっきりした答えが出ない
ことも多くあります。
デイサービス看護師としては、
答えを急ぎすぎないことも
大切だと感じています。
チームで見守る視点を持つ
体調不良が続く利用者さんほど、
- 看護師だけ
- 一人の視点
で抱え込まないことが重要です。
- 介護職
- 管理者
- 相談員
と情報を共有し、
チームで見守る姿勢を大切にしています。
デイサービス看護師として感じる難しさ
体調不良が続く利用者さんへの関わりは、
- 明確な正解がない
- 効果がすぐに見えない
ため、
看護師自身も不安になりやすいと感じます。
それでも、
「悪化させない」「無理をさせない」
という関わりは、
確実に意味があると思っています。
まとめ
体調不良が続く利用者さんへの関わり方で
大切にしているのは、
- 数値だけでなく状態や経過を見る
- 本人の訴えを軽く扱わない
- 無理をさせない
- 一人で抱え込まない
- 家族・関係者との情報共有
- チームで支える
という視点です。
はっきりしない状態に向き合うことも、
デイサービス看護師の大切な役割だと思っています。
この文章が、
デイサービス看護師さんや、興味のある方、
現在検討している方が、
対応に悩んだときの
ひとつの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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